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今回のテーマは「丸刈り」です。
ちょっと個々の国の兵役制度から離れて、「兵役と丸刈りの関係」について考えてみたいと思います。 現在、志願制、徴兵制含めて様々な国で軍隊が存在していますが、入隊直後の新兵訓練で「丸刈り」を男性兵士に対して強制している軍隊と強制していない軍隊があります(ただし、丸刈りを強制していなくても、極めて丸刈りに近いスポーツ刈り程度の短髪を強制している場合もあります)。なお、新兵訓練を終えてからは丸刈り以外の短髪(スポーツ刈りなど)が認められるケースが多いです。 新兵訓練で丸刈りを強制される軍隊としては、以下の通り。 日本の自衛隊(男子の新規入隊者は丸刈り強制で「教育隊」に所属)、アメリカ軍海兵隊、ロシア軍、中国軍、北朝鮮軍、韓国軍、台湾軍 逆に、新兵訓練で必ずしも丸刈りを強制されない(ただし、短髪は強制される場合もある)軍隊は、以下の通り。 スイス軍、ドイツ軍、イギリス軍、スウェーデン軍、ノルウェー軍、フィンランド軍、デンマーク軍、海兵隊以外のアメリカ軍 スイス軍に関しては、訓練中にピアスの装着も認められているようです(swissinfoの写真を参照)。 第二次大戦の頃の徴兵されたアメリカ兵士の写真を見ると、多くが一般人と同じ髪型をしており丸刈りは殆どいません。ベトナム戦争の頃の徴兵されたアメリカ人の写真を見ても丸刈りは殆どいません。このことから言えるのは、軍事的な強さと丸刈り強制には何ら相関関係が無いということです。以上のことから分かるのは、丸刈りを強制する軍隊を持つ国家というのは人権無視あるいは軽視の傾向があり、良心的兵役拒否も認めていなかったりするということです。 PR |
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